オランダでもたくさんの桜が見れる所があり、アムステルダムの森にある桜の公園は、知る人ぞ知る人気の場所。
しかし、アムステルダム近郊のアルメール (Almere) という街にも、数多くの桜並木が立ち並ぶ通りがあるのです!
あまり知られていない場所ですが、桜が見れる絶好のスポットなので、ぜひお伝えしたいと思います。
※2022年3月24日 更新
桜が最も多く立ち並ぶ通り
Almere-Buiten
アルメール (又はアルメレ) はフレヴォラント州にある自治体で、アムステルダムから直線距離でおよそ22km離れた都市。
その中にあるアルメール・バウテン「Almere-Buiten」という地区の中に、2つの桜並木の通りがあります。
- Terracottastraat, Sepiastraat 沿い:約600m
- Siennastraat, Zwavelgeelstraat 沿い:約900m
Terracottastraat, Sepiastraat 沿いの桜並木
今朝は、仕事前にちょっと撮影に📸
— アルト・オランダ (@Artoshack) April 13, 2021
ここの桜並木は、満開のピークを終えました🌸
でも、綺麗です😊
🇳🇱Almere pic.twitter.com/K0ze3YMgfO
ここには、およそ850本の桜の木が植えられていて、アムステルダムの森にある桜でも400本なので、その倍以上の数。
桜のある場所は公園などではなく住宅地の通りにあり、一直線上にある桜並木が永遠と続いているかのように見えるのが特徴です。
フォトグラファーにも穴場的な場所で、インスタグラムでも写真が見られますよ!
桜の木は3列に並んでいて、その間には歩行者と自転車専用の通路と、もう片方は芝で覆われています。
ひとつ注意点として、芝の上を歩くときは所々に犬の糞💩があるので、それがちょっと厄介なこと...😅
2019年にはじめて、日本をテーマにした桜のフェスティバルも開催されましたが、2020〜2021年はコロナ禍の影響で残念ながら中止。
それでも、桜を見ることに規制はありません。
そもそも住宅地なので、地元の人達くらいしかいないでしょう。
筆者がこの通りを訪れたのは、2021年4月中旬で満開のピークは過ぎていましたが、それでも7〜8割の花が咲いていました。
桜の開花は気候にも左右されますが、おそらく3月下旬〜4月上旬が一番の見頃だと思います。
Siennastraat, Zwavelgeelstraat 沿いの桜並木
先にお伝えした「Terracottastraat, Sepiastraat」の通りから、歩いて3〜4分ほど移動すると、全長約900mに及ぶ桜並木のある通りに差しかかります。
この画像は2022年3月下旬のもので、ちょうど満開でした!
🇳🇱アルメーレの桜並木で、去年は訪れなかった、別の通りにもお邪魔さま🌸👀https://t.co/eE9rCsnjJ4 pic.twitter.com/cTbWlv9Qe9
— アルト・オランダ (@Artoshack) March 24, 2022
こちらの桜並木は2列ですが、駅から見て一番奥に位置する「Zwavelgeelstraat」の通りでは3列になっていて、しかも低い木々が特徴的。
大人の顔の高さくらいまで枝が垂れ下がっているので、間近で桜の花を観賞できます。
小さな子供と桜の花を交えて間近で撮影するには、もってこいの場所だと思いますよ!
桜並木のある通りへの行き方
🔵公共交通機関での移動
桜並木の近くに鉄道の駅があります。
- 最寄りの駅:Almere Oostvaarders
- アムステルダム中央駅からの所要時間:約40分
- 最寄り駅から手前の桜並木の通りまで:徒歩で約10分
- 最寄り駅から奥の桜並木の通りまで:徒歩で約13分
🔵車での移動
高速道路 (A6) の ⑦番 Almere-Buitenで下り、そこから約3分。
桜並木の通り沿いに駐めることができ、駐車料金は必要なし。
おわりに
オランダでも、いろんなところで桜を見かけられますが、まとまった桜並木のある場所は、なかなか見つけづらいかと思います。
下記の記事で紹介する、アムステルダムの森にある桜も大規模ですが、アルメールではまた違った雰囲気の花見が味わえると思いますよ。