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コロナパスポートを持ってオランダからイタリアへ飛行機での移動

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コロナパスでの旅行

この度、仕事でオランダからイタリアに行くことがあり、新しく施行されたコロナパスポート (デジタルワクチン接種証明書) を携帯しての移動となりました。

そこで、実際の旅行を通じて空港や飛行機内で、どのような対処が行われていたのかを、お伝えしていきます。

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コロナパスポートの所持

コロナパスポート

A Digital Covid Certificate

ヨーロッパを飛行機で移動するにあたり、コロナパスポートを用いての旅行となりました。

コロナパスポートとは、ヨーロッパにおいて2021年6月にデジタルワクチン接種証明書の発行が承認され、7月より施行されています。

コロナパスポートで証明される内容とは、

  • ワクチン接種の証明
  • コロナテストの陰性証明
  • コロナ感染の回復証明

これらの証明をQRコードを用いて表示。

各国ごとに様式は異なりますが、オランダでは「CoronaCheck」というアプリを使います。

アプリ以外にも専用のウエブサイトから証明書をダウンロードして、紙にプリントして携帯することも可能。

なお、オランダの場合は2回目のワクチンを接種してから、2週間経たないと有効にはなりません。

私の場合は、7月上旬に2度目のワクチン接種を終えているので、この時の旅行には証明書が有効になっています。

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イタリア入国に必要なデジタルフォーム

2021年8月現在、イタリアに入国する際には「 European Digital Passenger Locator Form (dPLF)」という、居所情報に関するデジタルフォームに登録が必要となっています。(言語は英語にも対応)

このフォームは旅行中にコロナ感染した場合、連絡先を容易に追跡する事と、感染の蔓延を防ぐ目的があります。

dPLFフォームに入力が済むと、登録したEメールアドレスにQRコードを表示した案内が送られてきます。

つまり、イタリアに入国する場合には、コロナパスポートとdPLFフォームが必要。

チェックイン〜空港での移動〜搭乗まで

まず最初に、飛行機に乗るにはチェックインをする必要がありますが、私は前日に航空会社のアプリを通じてチェックインを済ませました。

  • 利用した航空会社:KLMオランダ航空

その際に、コロナウイルスに関する取り決め事項に同意して、個人情報を入力するとボーディングパスが発行され、KLMのアプリに反映されました。

出発当日に、空港のスタッフに問い合わせましたが、ボーディングパスを持っているので、チェックイン・カウンターに行く必要はなく、直接セキュリティーチェックへと向かうことになりました。(機内持ち込みの荷物を所持)

  • 空港内ではマスクの着用が必須 (13歳以上)
  • マスクは医療用ではなく、またFFP2マスクは必須でない

なぜか分かりませんが、これまでの行程でコロナパスポートのチェックはありませんでした。

※チェックイン・カウンターで手続きの際には、コロナパスポートのチェックがあるようです。

荷物のセキュリティーチェックを済ませた後は、搭乗まで時間があるので空港内のカフェで軽く食事をとることにしました。

  • 飲食の場合は、一時的にマスクを取り外しても良い

搭乗時間となり飛行機へ乗り込むのですが、引き続きマスクは着用したまま。

  • 飛行機内でもマスクは着用
  • 機内食をいただく時は、一時的にマスクを取り外しても良い

今回搭乗した便は満席で、コロナ禍でもバケーションに行きたい人はたくさんいるようです!

その後、飛行機はイタリア・ベネチアに到着し、出口へと向かい空港内を移動。

  • イタリア・ベネチア空港内でもマスクの着用が必須

空港を出る最後のセキュリティポイントには、警備員が待機していましたが、ここでも特にコロナパスポートの検査はありませんでした。

ここまでの流れでコロナパスポートの検査はなく、ちょっと意外でした。

いずれにせよ、ヨーロッパを移動する際には非コロナの証明が必要となっています。

参考までに、イタリア国内において屋内ではマスクの着用は必須です。

  • 公共交通機関
  • ホテル
  • レストラン
  • 店舗
  • ミュージアム・施設等

帰路:イタリアからオランダに

イタリアからオランダに戻る場合も、飛行機のチェックインをアプリで行いましたが、この時にボーディンパスは発行されませんでした。

その理由に、空港のチェックイン・カウンターで、コロナパスポートの確認が行われるからです。

  • オランダ入国の際には、非コロナ証明が必須

約1時間半の空の旅を終え、飛行機はスキポール空港に到着。

帰路の飛行機も満席でしたが機内スタッフも含め、皆マスクを着用していました。

当然といえば当然ですが、非コロナでないと搭乗することはできません。

コロナウイルス検査キット

スキポール空港の出口に差しかかると、コロナウイルス検査キットが無料で配られており、1人2個の割り当てで私もいただいてきました。(この措置は、いつまで続けられるかは分かりません)

自宅に戻り念のために自己検査しましたが、ネガティブの結果でホットしています。

ワクチン接種をしても、コロナウイルスに感染しないという保証はありませんから。

おわりに

新しく施行されたコロナパスポートを所持して、オランダ〜イタリア間を実際に移動してきた様子をお伝えしてきました。

コロナ禍の中、ヨーロッパ内の移動における空港や飛行機の中では、次に挙げるものが必要です。

  • 政府機関が発行するコロナパスポートの所持
  • マスクの所持
  • 国によっては、居所情報などの登録が必要

今後も、コロナウイルス感染の状況によっては、各国の対応措置も異なってくるでしょう。

面倒なことではありますが、常に最新の情報を入手する必要もありますね!

  • 各国の政府機関のコロナウイルス対策、入国情報
  • 各航空会社の対策措置、など

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