【穴場情報です】
オランダのロッテルダムで、ちょっと変わった観光をしてみませんか⁉️
90年前のレトロなトラムが、近代都市を1時間以上かけて走り回るという、とてもユニークで興味深い体験ができるのです。
乗り物ファンはもちろん、ただ単にロッテルダム市内を観光するにも最適!
走る博物館とも言われるトラムで、タイムスリップしたかのような雰囲気が味わえる街巡りを紹介します。
【この記事の内容は、2021年に乗車した時の様子をお伝えしています】
※2022年4月11日 更新
ロッテルダムを走るレトロなトラムで街巡り
Rotterdams Tram Museum
ロッテルダム市内を、レトロなトラムが観光しながら走り回る「ミュージアム・トラム」
この車両は、ロッテルダムにある博物館が所有しているもので、他にも数多くの古いトラムがあり、修復して実際に乗客を乗せて走らせているのです。
🇳🇱近代都市ロッテルダムを、レトロなトラムで街巡りしてきます😊🤗 pic.twitter.com/2ekf6zP28m
— アルト・オランダ (@Artoshack) July 25, 2021
今回、乗車したトラムは1931年製。
つまり、90年前の車両ということですね!
見事に修復された車両はとても綺麗で、当然ですがちゃんと動いてます‼️
レトロなトラム、
— アルト・オランダ (@Artoshack) July 25, 2021
本当に動いてます‼️
😂
🇳🇱Rotterdam pic.twitter.com/UJAHINuIX3
トラムは1両単体の編成ですが、運行する時間帯によっては2両連結する場合もあります。
運が良いと、異なったレトロな車両に出くわすかも知れませんよ!
乗車したのは週末でしたが、コロナ禍の中で観光客もほとんどおらず、私を含めたった3人の乗客。
座席は好きなところに座れ、混雑していなかったので何回か席を移動しました。
トラム観光でのメリットは、一般の道路や歩道の中も突き抜けて走るので、街歩きしているような目線で市内を眺められること。
街中を走行していると、歩行者がレトロなトラムを注目している様子も見ら、まるで人気者になったような錯覚も味わえます✌️😅
車内の様子
トラムの内装は歴史を感じさせる木造で、ツヤのあるニスがとても綺麗な仕上がり。
意外と大きな窓からは視界も良好です。
運転台も間近で見ることができ、前方の席に座っていれば、運転の様子も見られますよ!
座席は二人がけ用と、一人用。
窓の間の柱には、降車を知らせるボタンも、ちゃんとあります!
(...実際に押してみませんでしたが。)
🇳🇱ロッテルダムを走る、90年前のトラム。
— アルト・オランダ (@Artoshack) July 25, 2021
このレトロな音のベルも、良いですね‼️
チンチンチン チン🔔😅 pic.twitter.com/eVZfX2JMBU
運転中には、レトロなベルの音も聞けます!
このトラムで、ちょっとした難点をあげるならば、夏の暑い時。
今回は、外気温が24度ほどでしたので問題ありませんでしたが、30度ほどになると流石に暑いと思います💦
1931年の車両なので、当然エアコンはなく大きな窓は締め切り。
しかし、上部にある小さな窓は開くので、走り出すと多少風が流れ込んできます。
トラムの走行ルート
ミュージアムトラムは、ロッテルダム市内中心部にあるトラム路線を駆使して走り回ります。
出発点は、エラスムス橋のふもとにある停留所「Willemsplein」から。
2022年の走行ルートは、ラインバーン(歩行者天国)、ロッテルダム中央駅、市庁舎、デルフスハーフェン、キューブハウスなどを通ります。
レトロなトラムの車窓から。
— アルト・オランダ (@Artoshack) July 25, 2021
🇳🇱ロッテルダムの歩行者天国、ラインバーンを通ります。 pic.twitter.com/hv1pN8jcCn
車内では、オランダ語、英語、ドイツ語による、ツアーガイドアナウンスが流れるので、ロッテルダムの主要スポットについての説明が聞けます。
車内のスピーカー音が大きすぎるかもしれませんが...
レトロなトラム、
— アルト・オランダ (@Artoshack) July 25, 2021
快走中🚋
🇳🇱Rotterdam pic.twitter.com/IDeAAwjKdo
走行する区間によっては、結構なスピードを出して快走します!
トラムの運行日程
通常であれば、6月中旬〜10月末までの期間ですが、2021年はコロナ禍におけるロックダウンの影響もあり、7月からの開始となりました。
この記事を執筆した2021年は、コロナ禍のために「トラム路線15番」という別ルートを通っていました。
2022年は途中で乗り降りが自由にできる「Hop on - Hop off」のトラム路線10番が復活です。
- 2022年4月28日〜10月30日
- 毎週:木〜日曜日
- 時間帯:11:00〜16:30の間、30分置きに出発
- 所要時間:80分
◾️ホームページ:トラム路線10番
www.stichtingromeo.nl/en/tram-10/
トラム乗り場
ミュージアム・トラムは、エラスムス橋のふもとにある、停留所「Willemsplein」から出発しています。
トラム路線10番が停まるのは、次の停留所。
- A)Pompenburg:噴水のる大きなロータリー交差点
- B)Rotterdam Centraal Station:ロッテルダム中央駅
- C)Heemraadsplein:デルフスハーヴェンの近く
- D)Rotterdam Blaak Station:ロッテルダム・ブラーク駅 (6月9日から停車)
- E)Oostplein:Blaak Stationから地下鉄で次の駅
※走行ルートは工事の影響により、変更される場合もあります。
ミュージアム・トラムのチケット
チケットは、トラム車内で購入します。
予約の必要は要りません。
◾️乗車料金
- 12歳以上 €10 ユーロ
- 4〜11歳 €5 ユーロ
- 16歳未満 無料 (大人1人の同伴に子供2人まで無料で乗車可能)
支払いは現金とカードに対応。(ヨーロッパ対応のデビットカード、クレジットカード)
※オランダのミュージアムカードと、OV-チップカードは使えません。
受付の際にコロナウイルス対策により、次の個人情報の登録が必要になります。(2021年現在)
名前 / 住所 / 電話番号 / Eメールアドレス
最後に!
今回、お世話になったトラム。
— アルト・オランダ (@Artoshack) July 25, 2021
それではさようなら👋🤗
😊
🇳🇱Rotterdam 🚋 pic.twitter.com/q8Cfitu5pn
90年前のレトロなトラムで近代都市を走り回るという、とてもユニークな体験ができるロッテルダムのミュージアム・トラム。
乗り物ファンはもちろん、タイムスリップして昔の雰囲気を味わえ、歩かずにロッテルダム市内を観光できるという利点もあります。
何より、公共のトラム路線とは違い、気軽に楽しめることは間違いなし。
ロッテルダムを訪れた際には、是非とも体験乗車してみるのもいいですよ‼️
参考までに、デン・ハーグの都市には60年以上前のトラムが、そして、アムステルダムでも約100年前のトラムが走っています。
詳しくは、これらの記事を参考にご覧ください。