デルフトといえば、オランダ伝統工芸の陶器「デルフト焼き」が思いつくことでしょう。
そして、中世のオランダ黄金時代を代表する、世界的に有名な画家『フェルメール』が生まれ生涯を過ごした街でもあります。
フェルメールは、生涯において約50枚の絵画を描いたと言われ、そのうち2枚の不確定な作品も含めて、合計37作品が現在保存されています。
ここでは、フェルメールゆかりの地・デルフトにある彼に関する場所と、本物の絵画が展示されているオランダの美術館についてお伝えしていきます。
ヨハネス・フェルメール【 Johannes Vermeer 】
(1632年~1675年12月15日)
正式名:ヤン・ファン・デル・メール・ファン・デルフト【Jan van der Meer van Delft】
※2023年5月10日 更新
フェルメールゆかりの地【デルフト】
南ホランド州にあるデルフトは、オランダにある2つの都市ロッテルダムと、デン・ハーグのほぼ中間に位置している街。
アムステルダム中央駅からデルフト駅まで、鉄道でちょうど1時間で行くことができます。
Delft Station
街の玄関口となるデルフト駅は、2015年に新しい駅舎が完成して、駅周辺もだいぶ整備されより近代的に生まれ変わりました。
しかしながら、市内中心部 (旧市街地) に向かうと昔ながらの古都の雰囲気が、あちらこちらに伺えます。
ここでちょっと街の様子を、スライド写真でご覧ください。
フェルメール・センター・デルフト
Vermeer Centrum Delft
まず最初に、フェルメールの絵画に関する資料を展示している、博物館からお伝えしていきます。
中世においてデルフトの芸術家は皆「聖ルーカス組合」(St. LUCAS GILD) に所属することになっており、その組合 (ギルドハウス) のあった場所が、現在のフェルメール・センター。
この建物は博物館として再建されたもので、建物の正面の上部には、その当時の組合の名前「St. LUCAS GILD」が記されてあります。
フェルメールは当時、1662年、1663年、1670年、そして1671年の4回、聖ルーカス組合の首長にも選ばれました。
博物館にフェルメールの本物の絵画はありませんが、原寸大のレプリカで全37作品を展示。
複製とはいえ全作品が見れる場所は、世界でここだけでしょう!
2階にあるアトリエでは、当時の絵の具に関する知識や、彼の絵画について詳しく知ることができます。
フェルメールがどのような手法で絵画を描いたのかを、見つけ出せることでしょう!
17世紀の画家は、顔料となる天然色素と油を混ぜて、その日に使う分だけの絵の具作りをしていました。
画家とはいっても大抵の場合は、弟子 (アシスト) たちが絵の具作りの作業を行なっていました。
このアトリエでは、どのような顔料が使われていたのか、サンプルを用いて説明しています。
フェルメール・ブルーとも呼ばれる青色の元は、天然の鉱物ラピスラズリ (Lapis Lazuli) を顔料としています。
ラピスラズリは、とても貴重な鉱石のため当時はかなり高価なものでしたが、彼はこの顔料をふんだんに使っていました。
こちらは遠近法を表したもので、三次元の構図を作りだす助けになっています。
絵画の中心に消失点を置き、紐を使って窓や壁、床など目線から延びる全ての線が、中心で交わるようにして、立体感を作り出しているのが分かりますね。
絵画の中には紐をピンで留めていた場所に、小さな穴が残ったままの作品もあるそうです。
フェルメールの絵画は、光の表現が特徴的であり「光の巨匠」もしくは「光の魔術師」とも言われています。
オランダ語では「 Meester van het licht 」と呼ばれています。
光の魔術師フェルメールは、レンブラントとは違った手法で光を表現しています。
レンブラントは光りと影を素晴らしく表現していますが、フェルメールの絵画には光がいたる所にまで差し込んでいます。
直接入り込む光、物に反射する光、カーテンを通して差し込む柔らかい光など、フェルメールは光がどのように入り込んでいるのかを研究し、全て知り尽くしていたのです。
その「光」の手法については館内にある光のアトリエで、パネルを用いて解説しています。
フェルメールの絵画の多くは「愛」をテーマにしています。
博物館の3階では、それらの絵画の説明を大きなパネルを用いての展示。
この博物館では無料のオーディオガイドが利用でき、日本にも対応するようになりました。
チケットを購入する際に受付で言語を聞かれるので、日本語 (ジャパニーズ) と言うと設定してもらえます。
オーディオガイドで、いろいろと詳しい事が分かりますよ!
どうですか? フェルメール・センターを訪れることによって、あなたもフェルメールの世界に一歩近づける事だと思います。
最後にもう一つ立ち寄っておきたいのが、一階にあるお土産ショップ。
本物の絵画を買うことはできませんが、複写した様々な大きさのパネルを販売しています。
フェルメールの絵画を、家の中に飾るのもいいですよ!
フェルメール・センター・デルフトの詳細
◼️入場料
大人 €12ユーロ / 12〜17歳 €6ユーロ / 11歳以下 無料
ミュージアムカードは割引で €9ユーロ
◼️営業時間
10:00 ~ 17:00
休日:1月1日
◼️最寄り駅 (オランダ鉄道 NS)
デルフト駅 (Delft)
➡️ 地図の表示
ロイヤル・デルフト陶器工房
Royal Delft (De Koninklijke Porceleyne Fles)
この街で忘れてはならないのが、オランダ伝統工芸品を生産しているロイヤル・デルフト陶器工房。
このロイヤル・デルフトは、1653年に「デ・ポルセライネ・フレス」(De Porceleyne Fles) として創業しました。
デルフト焼きは、絵付けされた陶器がとても魅力的で、その中にはフェルメールの絵画『真珠の耳飾りの少女』が絵付けされた陶器もあります。
フェルメールとデルフト焼きの共通点として、どちらも青色を特徴としています。
実は、フェルメールの絵画の中には、デルフト焼きが描かれている作品もあるのです!
この絵画は、アムステルダム国立美術館が所蔵している作品『牛乳を注ぐ女』で、絵の右下にデルフト焼きのタイルが描かれていますね。
その他の絵画では『ヴァージナルの前に座る女』『手紙を書く婦人と召使』『地理学者』などにもタイルが描かれています。
『窓辺で手紙を読む女』の作品では、果物を乗せた大きなデルフト焼きの皿も描かれているのです。
館内の一角には、フェルメールのコーナーも設けられていて、デルフト焼きのタイルで造られた絵画『小路』も壁一面に飾られています。
ロイヤル・デルフト陶器工房は、博物館と工場が一緒になっており、陶器の作品だけではなく、工場内も見学できるようになっています。
博物館には、もう一人のオランダ絵画の巨匠・レンブラントの『夜警』が描かれた、デルフト焼きも壁一面に飾られています。
ロイヤル・デルフトのショップ
陶器工房には、デルフト焼きを販売するショップが併設されていて、その品揃えはまるで美術館のコレクションのようにも見えます。
陶器には、お皿やコップ、花瓶、タイル、貯金箱、動物や人形をかたどった焼物など多彩な品揃い!
もちろん商品なので購入することができますが、ショップ内を見回るだけでも十分楽しめます。
絵画が絵付けされた小さな商品もあるので、お土産にもいいですね!
デルフト焼きは、オランダのお土産ショップや空港などでもよく見かけられますが、ここにしかない品物もあるので、コレクターの人には見逃せない場所です。
ちなみに、入場券にはデルフト焼きの商品を一つだけ10%割引きで買える割引券が付いています!
ロイヤル・デルフトの詳細
デルフト駅からこの陶器工房まで徒歩で約14分ですが、その途中にはフェルメールが描いた『デルフトの眺望』の場所を通るので、チョット立ち止まって風景を眺めてみるのもいいですよ!
◼️入場料
大人 €15 ユーロ、13~18歳 €9ユーロ、7~12歳 €7ユーロ、12歳以下は大人同伴で無料
ミュージアムカードは無料
◼️営業時間
9:30 ~ 17:00
休日:12月25, 26日、1月1日
◼️最寄り駅(オランダ鉄道NS)
デルフト駅 (Delft)
ロイヤル・デルフトまで駅から徒歩で約14分
デルフト・旧教会
Oude Kerk Delft
この教会の歴史は古く、11世紀 (1050年頃) までさかのぼります。
最初は今の教会の基となる小さな建物がありました。
そして、1246年になると聖バルトロメウ教会 (St. Bartholomew) として設立され、その後1325〜1350年には、教会の塔も建設されました。
事実上、デルフトにある最古の教会です。
フェルメールの墓地
フェルメールはデルフトで生まれ生涯この地で暮らし、1675年12月15日に43歳の若さで亡くなりました。
そして彼は、この旧教会に埋葬されたのです。
当時、彼は義母マリアの墓へ一緒に埋葬されましたが、長い間、そのお墓がどこにあるのかは不明でした。
しかし、1975年になると墓石の位置を特定することができ、フェルメールの名前が入った小さな石が教会の床に置かれました。
その後、2007年1月26日になると最初の墓石とは別の場所に、ひと回り大きな新しい記念碑も置かれたのです。
傾いた旧教会の塔?
この教会の塔、写真を見て何か気が付きませんか?
そうです!この教会の塔は、ピサの斜塔のように傾いているのです!
塔の高さは75mですが、地上と塔の上部とでは垂直でなんと約2mの差があるのです。
当時、教会の塔を建てる土地がなく、運河を埋め立て建設されました。
しかし、建設が進むにつれ柔らかい地盤に建てられた塔は傾いてしまいました。
その後、地盤の問題はなんとか解決することができ、引き続き塔の建設が続行しました。
ちょうど時計のある部分から上部が垂直になっているのが分かるでしょうか!
その姿から地元では冗談で「曲がったヤン (Scheve Jan)」とも呼ばれました。
修復工事も行われて今は安定していますが、当時は倒れる恐れがあり取り壊しも検討されていたのです。
旧教会の詳細
◼️教会入場料(新教会・旧教会、共通)
€8 ユーロ
◼️営業時間
10:00 ~ 17:00
休日、1月1日
➡️ 地図の表示
デルフト・新教会
Nieuwe Kerk Delft
旧市街地の中心部マルクト広場にある新教会は、オランダでユトレヒトのドム塔に次いで2番目に高い塔を備えた教会。
この塔は、108.75mの高さがあります。
(ユトレヒトのドム塔の高さは、112.32m)
新教会は1381年に教会の建設が開始されましたが、1420年までは木製の教会でした。
その後は石による大聖堂の建設が始まり1655年に完成したのです。
しかし、この教会は完成までの間、1536年に落雷による火災と、1654年に起きた火薬庫の大爆発で、教会は大きな被害を受け、修復しながら完成しました。
ヨハネス・フェルメールは1632年に生まれ、この新教会で洗礼を受けました。
彼の生まれた日はハッキリとしていませんが、洗礼を受けた日は1632年10月31日と記録に残っています。
教会の中には、デルフトの街とオランダ国王との関係を紹介する、ミュージアムにもなっています。
教会の鐘 (カリヨン)
新教会の塔には4オクターブの48個の鐘から成る、素晴らしいカリヨンが備えられています。
毎週金曜日の19時〜20時と、火・土曜日の11時〜12時に演奏が行われ、街中に心地よい音色が響き渡ります。
教会の塔へ上りパノラマ展望
この教会での楽しみの一つには、尖塔に上りデルフトの街並みを展望するこです。
尖塔の高さ85mの位置まで上ることができ、360度のパノラマ展望が楽しめます!
この塔は376段の階段を上っていくのですが、途中2ヶ所の位置からもデルフトの街を展望できるようになっています。
こちらの動画は塔の最上部、地上85mからの映像です。
新教会の詳細
◼️教会入場料(新教会・旧教会、共通)
€8 ユーロ
新教会の塔への入場料
€5.5 ユーロ
◼️営業時間
10:00 ~ 18:00
休日、1月1日
➡️ 地図の表示
フェルメールのアトリエ
新教会のすぐ近くには、フェルメールが結婚した後に義母の家に同居して、アトリエとして使用していた場所の跡地があります。
19世紀になると、この跡地には「マリア・ファン・イェッセ教会」(Maria van Jessekerk) が建てられてましたが、建物の一角にはフェルメールのアトリエがあったという案内が表記してあります。
ここで、フェルメールは数々の名作を描いたのでしょう!
➡️ 地図の表示
フライング・フォックス (フェルメールの生家)
1632年、フェルメールの両親が営んでいた宿屋で、ヨハネスは生誕しました。
2018年からこの建物は再び宿屋として復活して、3つの部屋と1階にはレストランもあります。
(2022年に閉業となりました)
フェルメールのファンなら、是非とも見ておきたいスポットですね!
◼️Herberg de Vliegende Vos (英:The Flying Fox Inn)
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メッヘレン跡地
デルフト焼き販売店「House of Vermeer」があるこの場所は、フェルメールが9歳の頃、彼の父「レイエニル・フォス」(Reynier Jansz. Vos) が、メッヘレンという宿を購入して移り住んでいた跡地です。
当時の建物は1885年に取り壊され、その跡地であったことを示すプレートが壁に埋め込まれてあるのですが、実は2つの間違いがあります。
その1つは、フェルメールはこの場所で生誕していません。
2つ目の間違いは、フェルメール自身「ヤン」(Jan) と言う名前は使っていませんでした。
➡️ 地図の表示
絵画『デルフトの眺望』を眺められる場所
フェルメールが描いた風景の一つ『デルフトの眺望』
この場所は、街中を流れるスヒー (Delftse Schie) 川沿いの一角にあるザイドコルク (Zuidkolk) という場所から眺めた風景です。
フェルメールの絵画と現在の風景を見比べてみてどうですか?
建物は全く異なりますが、風景の輪郭は今現在もそんなには変わっていないですね。
➡️ 地図の表示 (近くの住所)
絵画『小路』の場所
フェルメールの風景画『小路』(Het straatje) の場所が、新教会からほど近い「フラミングストラート」(Vlamingstraat) という通りの一角にあります。
この場所を特定するのには長い時間がかかりましたが、2015年にアムステルダムの美術史教授「Frans Grijzenhout」氏が、ここを突き止めました。
そして、絵画に描かれてある右側の建物には、フェルメールの叔母が住んでいたことも分かったそうです!
※2020年に建物の修復工事が行われていて、2021年5月に訪れた時に扉の絵は無くなってしまいました。
◼️住所
Vlamingstraat 40-42, 2611 KX Delft
➡️ 地図の表示
オランダで本物のフェルメールの絵画が観れる美術館
フェルメールのファンなら、ぜひ観ておきたいのが本物の絵画ですね!
オランダでは、アムステルダム国立美術館とデン・ハーグのマウリッツハウス美術館で、本物の絵画が合計7点観ることができます。
マウリッツハウス美術館
Mauritshuis
「マウリッツハウス」または、「マウリッツハイス」とも呼んでいます。
オランダ第3の都市、デン・ハーグにあるこの美術館は、フェルメールの作品を3点所蔵しています。
彼の最も有名な絵画『真珠の耳飾りの少女』が、このマウリッツハウス美術館で見ることができます。
『真珠の耳飾りの少女』(Meisje met de parel)
【1665年頃の作品】
この絵画は「オランダのモナリザ」とも言われるほど、フェルメールを代表する作品として世界に知れ渡っています。
小さな絵ですが、さすがに有名なだけあって囲いで仕切られていますが、それでも、かなり近くで観ることができます!
『デルフトの眺望』(Gezicht op Delft)
【1660~1661年頃の作品】
『ディアナとニンフたち』(Diana en haar gezelschap)
【1653~1654年頃の作品】
フェルメールの作品は、美術館2階の部屋「Room 15」に展示してあります。
『真珠の耳飾りの少女』は、特に人気のある作品なので、大勢の人が絵画の鑑賞に訪れます。
小さい絵画なので、ちょっと人が集まるとじっくりと見ることは難しいですが、人盛りができていたとしても、しばらく待っていれば空いてきます!
この美術館のコレクションには、オランダの有名な画家『レンブラント』『ヤン・ステーン』『フランス・ハルス』、そしてベルギー (フランダース) の『ルーベンス』『ブリューゲル』といった豪華な顔ぶれの作品ばかりです。
マウリッツハウス美術館では、スマートフォン専用のガイド・アプリが用意されています。
日本語にも対応しているので美術館を訪れる際には、あらかじめダウンロードして行くと便利です!
➡️ アプリの案内とダウンロード(英語)
マウリッツハウス美術館の詳細
◼️入場料
大人 €19ユーロ、18歳以下は無料
ミュージアムカード対応(カード所有者は無料)
◼️営業時間
月曜日、13:00~18:00 / 火〜日曜日、10:00 ~ 18:00
◼️最寄り駅
デン・ハーグ中央駅(Den Haag Centraal)
美術館まで駅から徒歩で約10分
➡️ 地図の表示
アムステルダム国立美術館
Rijksmuseum
オランダ国内で最大規模の美術館「アムステルダム国立美術館」
この美術館では、およそ8000点に及ぶ芸術品のコレクションを所蔵しています。
フェルメールの作品に関しては、次の4点が展示されています。
『牛乳を注ぐ女』(Het melkmeisje)
【1660年頃の作品】
『デルフトの小路』(Het straatje)
【1658年頃の作品】
『手紙を読む青衣の女』(Brieflezende vrouw in het blauw)
【1663年頃の作品】
『恋文』(De liefdesbrief)
【1669~1670年頃の作品】
フェルメールの作品は、美術館2階のほぼ中央部分の一角に展示してあります。
この美術館では、レンブラントの絵画『夜警』を観に、たくさんの人が訪れ群れを成しています!
フェルメールの作品にも人気はありますが、絵画の前に人が集まっていたとしても、レンブラントの『夜警』のように、その場に長く立ち止まっていることはないので、少し待っていれば直近でじっくりと観れるチャンスが来ます。
アムステルダム国立美術館でもマウリッツハウス同様に、スマートフォン専用のアプリが用意されており日本語にも対応しています。
オーディオガイドも €5ユーロで利用できますが、アプリと同じ機能なのでスマホを持っていればダウンロードして使うのが便利です。
➡️ アプリの案内とダウンロード (英語)
アムステルダム国立美術館の詳細
◼️入場料
大人 €22.5 ユーロ、18歳以下は無料
ミュージアムカード対応(カード所有者は無料)
◼️営業時間
毎日、9:00~17:00
◼️最寄りの停留所
Amsterdam Rijksmuseum(トラム停留所)
アムステルダム中央駅からトラム2号線、または12号線を利用
➡️ 地図の表示
最後に
フェルメールの生まれ故郷デルフトの街で彼に関連する場所と、本物の絵画が展示されている美術館についてもお伝えしてきました。
もし、フェルメールについて詳しく知りたいのでしたら、デルフトの街を訪れてみるのが一番オススメですね!
デルフトは大きな街ではないので、半日程度の観光にも最適です。
1日あれば、デン・ハーグのマウリッツハウスとデルフトを訪れることも十分可能です。
そうは言っても、日本からいつでも来れる訳ではありませんので、この記事を通じてお分かりいただけることがあれば幸いです。
フェルメール・センターや美術館を通じて分かったことは、フェルメールが観たものを絵画にしたのではなく、彼が観たものを私達に伝えたかったのでしょうね。