オランダの教会

ハーレムの有名なパイプオルガンのある聖バフォ教会

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ヨーロッパといえば、歴史のある教会が数多く建てられています。

オランダも例外ではありません。

その中の一つ、オランダの古都ともいわれてるハーレム (Haarlem) の街には「聖バフォ教会 (De Grote of st. Bavokerk) 」があります。

そして、この教会の中にはモーツアルトヘンデルが演奏した、世界的に有名なパイプオルガンがあるのです。

ここではハーレムの聖バフォ教会と、その有名なオルガンについてもお伝えしていきます。

 

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聖バフォ教会

De Grote of st. Bavokerk

教会のあるハーレムの街は、アムステルダムから西へ約20Km離れた所に位置しています。

ハーレムのランドマークでもある壮大な聖バフォ教会は、街の中心部のグローテマルクト広場 (Grote Markt) にあります。

 

教会の名前は「聖バフォ教会、または「グロートケルク」(大きい教会) とも呼ばれています。

教会の中心部にある塔の高さは、78mにもなります。

聖バフォ教会の塔

 

教会自体も見所の一つですが一番の注目は教会内にある、とても美しい壮大なパイプオルガンです。

プロテスタントの教会なので装飾はシンプルですが、このパイプオルガンを見るだけでも訪れる価値は十分にあるでしょう。

 

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パイプオルガン

ハーレムは、世界的にもオルガンの街として知られています。

そして、とても有名なパイプオルガンがこの教会の中にあるのです。

 

クリスチャン・ムラー・オルガン

Christian Müller Orgel

教会内の西側の壁にあるパイプオルガンは、ドイツ生まれのオランダ人で、オルガン建築家の「クリスチャン・ムラー (Christian Müller) 」 により製作され、1738年に完成しました。

 

オルガンの高さは約30メートル、合計5068本のパイプで構成され、完成当時は世界で最大のパイプオルガンでした。

クリスチャンムラーオルガン

このオルガンの有名なことと言えば、1766年に10歳のモーツアルトと、1740年と1750年にヘンデルも2度演奏したのです。

 

オルガンの彫刻

ハーレムのオルガンの彫刻

このオルガンで、注目したいものが「彫刻」です。

色鮮やかに装飾されたオルガンには、数多くの彫刻が目につきます。

 

まず、オルガンの一番上にはハーレム都市の赤い紋章と、2匹のライオンが見られます。

ハーレムの紋章とライオンの彫刻

 

その他にハープやフルート、チェロなどの楽器を演奏する天使などの彫刻も見かけられます。

オルガンに装飾されてある彫刻

 

見つけづらい2つの彫刻

実はこのオルガンには、2つの見つけづらい彫刻があります。

それは、真正面からは見えません。間近でも正面からですと見えづらいです。

なぜなら、中央前方のオルガンの陰になっているからです。

 

正面から少し横の方へ移動すると、前方のオルガンの後ろに見えてきます。

管楽器を持っている彫刻です、クラリネットかオーボエでしょうか?

隠れた彫刻

この2つの彫刻を見つける人は、あまりいないと思います!

まるで美術館の作品のように、オルガンに装飾されている彫刻を観るのも興味深いですね。

 

コールオルゴール

聖バフォ教会の小さなオルガン

Het Koororgel

教会内の中央部には「コールオルゴル(Het Koororgel) 」という、もうひとつ小さなパイプオルガンもあります。

このオルガンは、ハーレム自治体によって購入され、1907年に設置されました。

 

オルガンの起源は、はっきりとしていませんが、おそらく1680年以前から存在していたようです。

クリスチャン・ムラー・オルガンと比べたら、小さくて可愛らしいですが、このオルガンも飾りではなく、実際に演奏もされています。

 

オルガン・コンサート

今でも素晴らしい音色を奏で、毎年コンサートが開催されています。

もし訪れる機会がありましたらパイプオルガンの音色を、ぜひ聞いてみてはいかがでしょうか?

 

春先から夏の終わりまで、毎週オルガンコンサートが開催されます。

(2018年は、5月29日から10月2日までの毎週火曜日、20:15 から開始。)

コンサートは、およそ1時間の演奏で、このコンサートでの教会の入場は無料です!

 

演奏するプログラムは当日にならないと分かりませんが、教会内にてプログラムを€2で購入できます。

 

ステンドグラス

聖バフォ教会にステンドグラスはさほど多くありませんが、そのうちの新しい作品を見てみましょう。

バフォ教会のステンドグラス

【写真、右】地元のデザイナー「Michel van Overbeeke」が2009年に製作した作品『平和と寛容 (Peace and Tolerance) 』。

【写真:左】「Louis Boermeester」によるデザイン、1985年。
教会の修復作業の終了を記念して設置された作品『Noach』

 

教会の墓石

教会の床には約1500の墓石があり、ハーレムに関わる中世の著名人も埋葬されています。

その中には、中世のオランダ黄金時代を代表する絵画の巨匠 「フランス・ハルス (Frans Hals) 」も埋葬されています。

フランスハルスの墓石

 

オランダ最古の博物館「テイラース・ミュージアム(Teylers Museum) 」を創設したピーター・テイラー (Pieter Teyler van der Hulst) も、この教会に埋葬されているのです。

 

教会の豆知識

この教会の歴史を振り返ると、10世紀の頃に木造の教会がグローテマルクト広場に建てられました。

しかし、1347年と1351年に街で起きた大規模な火災によって、ロマネスク様式の教会も大きな被害を受けてしまったのです。

その後、教会は1370~1538年にゴシック様式で建設されました。

 

この聖バフォ教会は、オランダ国定記念碑のトップ100の中に選ばれている建物です。

 

ちなみにロマネスク建築とかゴシック建築とは何でしょう?

簡単に見分ける方法として、

ロマネスク建築とは、

  • 10世紀末〜12世紀頃の建築デザイン
  • 低い建築
  • 壁が厚い
  • 窓が小さい

 

ゴシック建築とは、

  • 12〜15世紀頃の建築デザイン
  • 高い建築
  • 壁が薄い
  • 窓が大きい

 

この教会は十字架の形で建てられてる十字架教会です。

もともとはカトリックの教会でしたが宗教改革の後、16世紀 (1578年) にプロテスタントの教会となり現在に至っています。

 

教会の営業時間と入場料

◆ 開館時間

  • 月曜日〜土曜日、10:00 ~ 17:00
  • 7月、8月は、日曜日もオープン! 12:00 ~ 16:00

◆入場料

  • €2.5(大人)
  • €1.25 (12~16歳)
  • 11歳以下 無料

 

アクセス

◆ 最寄りの駅
ハーレム駅(Haarlem)

ハーレム駅

アムステルダム中央駅から「インターシティ(Intercity) 」、または「スプリンター(Sprinter) 」で、15 ~ 19分。

ハーレム駅から教会まで徒歩にて約10分。

 

◆ アドレス
Grote Markt 22, 2011 RD Haarlem, Netherlands

 

最後に

いかがでしたか?

ハーレムの中心的存在であり歴史もある聖バフォ教会。

18世紀にモーツアルトとヘンデルも演奏した、由緒あるオルガンの存在もお分かりできたことでしょう!

ハーレムの街を訪れる機会がありましたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

 

✅ パイプオルガンに興味がありましたら、こちらの記事も参考にどうぞ!

オランダの教会で聴けるパイプオルガンの演奏

 

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