2020年は新型コロナウイルスの影響で、クリスマスマーケットなどのイベントは中止となってしまいました。
しかしながら、幸いにもクリスマスツリーは設置されています!
オランダ全ての地域ではないですが、いくつかの場所をピックアップして、いろんなクリスマスツリーをお伝えしたいと思います。
※2020年12月22日 更新
アムステルダム【Amsterdam】
今年もまた、アムステルダムの中心部にあるダム広場には、高さが20m以上もあるクリスマスツリーが設置されました。
ドイツのアルデンヌ (Ardennen) から輸送されてくるモミの木はボリュームたっぷり!
そして、ツリーには約40,000個のLEDランプが飾られてあります。
クリスマスツリーは、2021年1月8日まで設置されるとのこと。
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アムステルダム中央駅構内にも小さなツリーを設置。
この場所は、市街地へとアクセスする改札口の中央ホールで、すぐ側にはトナカイとソリのオブジェも置かれてありました。
ソリに座って記念写真も撮れますが、サンタクロースは不在でした。(笑)
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スキポール空港【Schiphol Airport】
空港内のスキポールプラザには、毎年のようにトンネルのツリーを設置。
こちらは駅にアクセスする中央ホールにあるので、空港施設内に入らなくても見ることができます。
🇳🇱スキポール空港✈
— アルト・オランダ (@Artoshack) December 19, 2020
毎年、中央ホールにはトンネル型のツリーを設置🌟🎄 pic.twitter.com/WUwxZWC6l8
実際にツリーのトンネルを潜ってみました!
スキポールプラザの外には、イルミネーションで飾られた大きなクリスマスツリーもあります。
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ゴーダ (ハウダ)【Gouda】
毎年、マルクト広場の旧市庁舎前に設置される大きなモミの木は、ゴーダと姉妹都市であるノルウェーの Kongsberg から送られてきます。
ダム広場と同様に、もみの木の高さは約20m!
今年で65回目を迎えた、🇳🇱ハウダのキャンドルライト🕯
— アルト・オランダ (@Artoshack) December 11, 2020
クリスマスツリー🎄も点灯しました✨😊#GoudaBijKaarslicht pic.twitter.com/GEqBLzvEat
ゴーダ伝統のキャンドルライトというイベントで、市庁舎の窓に約1500本のロウソクに火が灯され、その後にクリスマスツリーの点灯式が行われるはずでしたが、大勢の人が集まってのイベントは中止。
しかしながら、地元のテレビやオンラインで特別なイベントとして放送されました。
高さのあるツリーには、イルミネーションの他にもたくさん装飾が施され、とても鮮やかです!
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ハーレム【Haarlem】
街の中心部、聖バフォ教会前にあるグローテマルクト広場。
12月に2日間だけ開催される、クリスマスマーケットに合わせて設置されるのですが、今年のマーケットはコロナ禍で中止。
それでも、クリスマスツリーはちゃんと来ました。
でも、なんとなく左に傾いているような... (笑)
ドイツのケルンからやって来たモミの木の高さは16.5m。
自治体によると、12月30日まで設置されているそうです。
こちらは、教会の裏側に回った光景ですが、教会の塔も赤や青色の照明で鮮やかに照らされています。
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ロッテルダム【Rotterdam】
こちらも毎年のように、ロッテルダム中央駅前に設置されたクリスマスツリー。
オランダの電気店「Coolblue」がスポンサーとなっていて、オランダメーカーであるフィリップスのLEDランプを17,000個以上使っています!
ツリーの高さは、およそ15m。
今年のクリスマスツリーには面白い仕掛けがあります!
ツリーの下にある青い「Coolblue」の箱のどこかにあるボタンを押すと、イルミネーションの色が一時的に変化します。
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こちらは、駅からも近いロッテルダム市庁舎の前に置かれたクリスマスツリー。
建物全体も照らされていて、とても明るく綺麗ですね。
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デン・ハーグ【Den Haag】
今年もクリスマスツリーが置かれたマウリッツハイス美術館。
ツリーの側にはモニターも設置され『真珠の耳飾りの少女』のアートを表示しています。
フェンスで仕切られているので敷地内には入れませんが、そのフェンスの隙間から覗きこんでパシャリと撮ってきました!
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こちらは、マウリッツハイス美術館の前にある「Plein」という名の広場。
クリスマスツリーは、オランダの王「Willem van Oranje」の銅像と隣り合わせに設置されています。
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デン・ハーグ中央駅構内のホールにも、ストリートピアノの前にクリスマスツリーが置かれています。
駅全体もイルミネーションで飾られ、とてもキラキラして良い雰囲気を演出!
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ライデン【Leiden】
ライデンのベーステンマルクト広場 (Beestenmarkt) に設置されたクリスマスツリー。
他の街と比べると大きくなくシンプルなツリーですが、クリスマスの雰囲気は十分に演出してくれています!
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さらに街の中心部にある市庁舎付近に行くと、ライデン市の紋章であるカギを交差したイルミネーションのオブジェも設置してありました。
通りの樹木にもイルミネーションが施され、街全体が綺麗に輝いています!
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アルクマール【Alkmaar】
ゴーダと同じく、チーズマーケットで有名なアルクマールの街。
聖ラウレンス教会の側にあるカナダ広場 (Canadaplein) に、クリスマスツリーは設置されています。
しかし、今年はなんとチーズの飾り付け!
チーズマーケットで見られる、黄色くて丸い形をしたチーズのオーナメントがたくさん!
ちょっとユニークですね!
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そして、もう一つユニークなのが、なんとマクドナルドのクリスマスツリー!
これは見事ですね。 (笑)
同じアルクマールの街にあるのですが、街の中心部から少し離れているので、ドライブスルーに寄る機会でもあった時に見てみるといいでしょう。
せっかく出入り口に設置されているのですが、ロックダウン中なのでお店の中に入ることが出来ないので、外から眺めるだけとなってしまいました。
それにしても、鮮やかなイルミネーションです!
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最後に
2020年はコロナ禍で、年末になり2度目のロックダウンも施行され、クリスマスマーケットも中止となってしまいました。
しかしながら、鉄道の駅や各自治体は毎年のようにクリスマスツリーや、街にイルミネーションを施してくれたおかげで、コロナ禍の中でのちょっとした癒しになりますね。
なお、クリスマスツリーは、12月末から1月の中頃まで設置されている予定です。