iPadのホームボタンですが、もし壊れてしまうと操作できなくなってしまいますね。(当たり前ですが...)
そんな時の対処にもなり、ボタンを使わなくても操作できる代わりの方法についてお伝えします。
私も実際に壊れてしまったことがあり、これからお伝えする方法で対処しました。
- スワイプしてホームスクリーンに戻る
- ホームボタンを画面に表示させる
この2通りの方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※2021年2月7日 更新
スワイプしてホームスクリーンに戻る
まず最初に、簡単にホームスクリーンに戻す方法から説明します。
その操作は単純に、画面の下から上に向かってスワイプするだけ!
どんなアプリを使っていても、たったこれだけの動作だけでホームスクリーンに戻れます。
※ホームボタンが壊れてしまった場合のロック解除は、デバイス右上のスイッチを押すか、スマートカバー (自動ロック/ロック解除) を取り付けていれば、カバーを開くと自動でロックが解除されます。
iPad Air 4 も同じように、スクリーンの下側から上に向かってスワイプするだけです。
ホームボタンを画面上に表示させる方法
次に、ホームボタンのアイコンを、画面上に表示させて使う方法について解説します。
はじめの項目では、ソフトウェアー・バージョン「iPadOS 13」、次に「iOS 12」の順に説明していきまが、アップデートされていることを前提にしています。
ソフトウェアーを確認する方法は、「設定」→「一般」→「情報」→「システムバージョン」で見つけられます。
- iPadOS 13 以降のバージョン:iPad 5、iPad Air2、iPad mini4、iPad Pro 12.9インチ第一世代、以降のモデル
- iOS 12 バージョン:iPad Air、iPad mini 2, 3
ソフトウェアー iPadOS 13 以降のバージョン
まずは、ホームスクリーンの「設定」をタップしてメニューを開きます。
①「アクセシビリティ/ Accessibility」をタップ
②「タッチ / Touch」をタップ
③「AssistivieTouch」を「オン」
これで仮想の「ホームボタン」アイコンが表示されます。
ボタンの位置は、アイコンを触りながら画面上4辺の好きな位置に移動させることができます。
ホームスクリーンに戻るにはボタンをタップした後に、ショートカット・メニューが表示されるので、その中の「ホーム」をタップします。
しかし、これでは二度手間になってしまうので、他のアイコンが表示されないように設定します。
先にお伝えした項目 ④「AssistiveTouch」の下にある「最上位メニューをカスタマイズ」をタップ。
次に「6個のアイコン」から「 - 」マイナスをタップして、アイコンを一つだけ表示させます。
いくつかある項目の中から「ホーム」を選択。
これで他のアイコンが表示されず、1度タップするだけでホームスクリーンに戻るようになります。
ソフトウェアー iOS 12 バージョンの場合
古い機種の場合 (iOS 12) は、設定でのメニュー表示位置が少し異なります。
まずは、ホームスクリーンで「設定」のアイコンをタップして、「一般」→「アクセシビリティ」と順にタップ。
次に「AssistiveTouch」をタップ。
この後の操作は「OS 13」と同じです。
iPad Air 4で電源ボタンを使わずに起動させる
2020年10月に発売された iPad Air 4 はホームボタンが無く、指紋認証が電源スイッチに組み込まれました。
登場してまもないので、電源ボタン/指紋承認が壊れたという事例はないですが、このボタンを押さずに起動する方法を説明します。
※元の電源が入っていて、スリープ状態になっていることが条件です。
こちらも操作はとても簡単!
- スリープ状態になっている画面のどこでも構わないので軽くタップ。
- ロック・スクリーンが表示。
- ロック・スクリーンの下側から上に向かってスワイプ。
- 暗証番号 (パスコード) を入力。
これでホームスクリーンが表示され、使用できます。
ホームボタンが壊れてしまった事例
通常の使用でiPadのホームボタンが壊れることは滅多にないと言われています。
しかし、私の場合はiPad mini 2を使いはじめてから3年目に、ホームボタンの陥没が起こり「カチッ」という感じもなくなり、そのうちに全く作動しなくなってしまいました。
それからしばらくの間は、この記事でお伝えしてきた方法で対処していましたが、やはりホームボタンを押すことに慣れていたので不便を感じていました。
そして、修理に出すことにしたのですがAppleの保証期間はとっくに過ぎ、修理代もかなり高くなってしまうので、地元の専門修理業者に依頼しました。
修理から戻ってきてからは、スワイプしてホームスクリーンに戻る操作をして、頻繁にボタンを押さないようにしています。
これだけの動作でボタンへの負担を軽減していますが、スワイプ操作に慣れてしまえば頻繁にボタンを押すことはありません。
最後に
ホームボタンの代わりとなる2通りの方法をお伝えしてきました。
ホームボタンを画面上に表示させると、使っているアプリによっては邪魔になってしまうので、簡単で便利な方法としてはスワイプすることがオススメです。
どちらの方法でもボタンが壊れてしまった時の対処や、通常に使い続けることもできるので知っていると便利です!