オランダ北東部に位置するフローニンゲン州は、田園地帯や国立公園もある自然豊かな土地。
そして、州の名前でもある州都のフローニンゲンは、歴史的な古い建物と近代建築が混ざり合うユニークな街でもあります。
この記事では都市の中心部に絞って、是非とも見ておきたい必見スポットを紹介していきます。
フローニンゲン駅
Groningen Station
今回の街歩きの始まりとなるのが「フローニンゲン駅」で、2019年には「オランダで最も美しい駅」に選ばれました。
まずは、その駅舎に注目!
建物の外見は赤レンガが印象的で、駅構内の中央部に入ると壁から天井にかけて美しい装飾が施されています。
- 建築:1896年
- ルネサンス様式建築
2019年🇳🇱オランダで一番美しい駅に選ばれた、フローニンゲン駅。
— アルト・オランダ (@Artoshack) September 7, 2020
今度は駅舎内をぐるっと👀
美しい装飾です😊 pic.twitter.com/4Kk5i1vegc
フローニンゲン駅は、是非とも見ておきたい必見スポットのひとつです!
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フローニンガー・ミュージアム
Groninger Museum
フローニンゲン駅から市街地に向かっていくと、運河の中に建てられた近代的な建物が見えてきます。
1874年に設立したミュージアムですが、1994年に完成したモダンな建物へと移転しました。
ミュージアムの常設コレクションでは、フローニンゲンの歴史と文化に焦点を当て、地元の芸術や工芸品、考古学などを紹介。
期間限定の特別展では、主に現代アートの作品を展示。
ミュージアムの入り口は、駅と旧市街地をつなぐ橋の中央部にある黄色いタワーから。
現在、コロナウイルス対策で、チケットの販売はオンラインのみ。
ミュージアムカードを持っていても、オンラインで訪問する日時を予約する必要があります。
◾️営業時間
火〜日曜日 10:00 ~ 18:00
◾️入場料
19歳以上 €7.5 / 18歳以下 無料 / ミュージアムカード 無料
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フローニンゲンの新スポット【フォーラム】
FORUM Groningen
古い街並みの中に出現した、フローニンゲンの新スポット「フォーラム」
2019年11月にオープンしたモダンなデザインの複合施設で、図書館や映画館、展示会場、ミュージアム、カフェなどがあり、屋上階は全てパノラマ展望台!
- フォーラムの高さ:45m
- 10階建
🇳🇱フローニンゲンのフォーラム。
— アルト・オランダ (@Artoshack) September 5, 2020
2019年11月にオープンした新しいスポット!
図書館、映画館、観光案内所、ミュージアムなどがある複合施設。
屋上はパノラマ👀
カフェもある☕😊 pic.twitter.com/L69q1xGx7f
1階には観光案内所 (VVV) が設けられてあり、街の観光情報やチケットの購入・予約なども手伝ってもらえます。
フローニンゲンに来たら、是非とも訪れておきたい必見のスポット。
もしかしたら、フォーラムだけで1日を費やしてしまうかもしれませんよ!
◾️フォーラム営業時間
月〜土曜日 9:00〜 / 日曜日 10:00〜
22:30 以降は入場できません
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コミック・アニメ・ゲームのミュージアム【ストーリー・ワールド】
Story World
以前、フローニンゲンには「Het Nederlands Stripmuseum」という、コミックに焦点を当てたミュージアムがありましたが、2019年3月に閉鎖となりました。
しかし、このフォーラムが完成して「Story World」という名前で、6階に戻ってきました!
ミュージアムではコミックに加えて、アニメ、ゲームにも焦点を当て展示を行なっています。
チケットの購入は、政府のコロナウイルス対策措置として、オンラインで事前に申し込む必要があります。
◾️Story World 営業時間
火〜日曜日 10:00 ~ 18:00
◾️入場料
18歳以上 €9 / 7〜17歳 €3.5 / 6歳以下 無料
街のシンボル【マルティニ教会】
Martinikerk
フローニンゲンで最も古い教会で、街で一番高い建築物の「マルティニ教会」
- 教会の建築:1225年
- 塔の建築:1469年
- 塔の高さ:97m
- 宗派:プロテスタント
教会の訪問は期間限定でのオープンなのですが、塔には毎日見学ができるので、上がってみることにしました。
なお、教会の塔への入場は、専属ガイドとの同行となっています。
13世紀の教会
— アルト・オランダ (@Artoshack) September 5, 2020
マルティニ教会の塔からの眺め👀
🇳🇱 Groningen Martinikerk pic.twitter.com/WHGmNedIkL
この映像は、地上からおよそ40mの展望台。
通路は狭いですが、移動しながら360度の景色が眺められます。
そして、こちらが見学で上がってこれる最上階の部分。
- 地上からの高さ:58m
- 階段の数:261段
最上階には、時を知らせる大きな鐘が2つ吊り下げられているので、時間が合えば鐘の音を間近で聞けます!
🇳🇱フローニンゲン
— アルト・オランダ (@Artoshack) September 28, 2020
マルティニ教会の塔にある鐘
時を知らせます🔔🔔🔔 pic.twitter.com/VYVYACD8hx
マルティニ教会は、フローニンゲンの見所の一推しでもあるので、是非とも見ておきたいスポットです!
2020年はコロナの影響で入場者数に制限があるので、チケットはオンラインで事前に予約するか、先ほどお伝えしたフォーラム内にある観光案内所で購入します。
チケットの予約はこちら。(ページ内にある Buy tickets をクリック)
◾️塔の見学時間
月〜土曜日 10:00 ~ 17:00 / 日曜日 10:00 ~ 16:00
ガイドツアーは毎時00分に開始
◾️見学料金
12歳以上 €6 / 12歳未満 €3.5
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フローニンゲン市庁舎
マルティニ教会からグローテマルクト広場をはさんで、反対側に位置しているフローニンゲンの市庁舎。
チョット変な感じの写真ですが...🤔
実は、私が訪れた時は工事中で、建物の外観が分かるように市庁舎の全体像の絵が覆いかぶせてありました!
- 工事の期間:2020年夏〜2022年初頭
現在の建物は1810年に完成し、その後に拡張もされてきました。
ほとんどの場合、歴史的建造物であるオランダの「市庁舎」は、実際に役所の機能はしていませんが、この建物はフローニンゲンの市庁舎として使用されています。
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屋外マーケット【フィスマルクト】
Vismarkt
この広場は、15世紀から魚の取引が行われていた場所で「魚のマーケット」と呼ばれていました。
現在のマーケットでは、魚だけでなく様々な食材が屋台に並んでいます。
2020年は、コロナウイルス対策として買い物をする場合には、1.5mの距離を保って待つように指示するステッカーが、屋台の前に貼られています。
◾️Vismarkt 開催日
火・金・土曜日 / 9:00 ~ 17:00
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プリンセンホフ
Prinsenhof
プリンセンホフとは、当初の頃はフローニンゲンの司教の邸宅でした。
その後はオランダ王族 (ナッサウ) の住居となり、フランスの支配下にあった時には兵士の病院としても使われていた場所。
現在、この建物は4つ星ホテルとして利用されています。
それよりも、プリンセンホフには美しい庭園があるので、そちらを見ていきましょう!
プリンセンホフの庭園
ホテル入り口の通りから少し進んでいくと、プリンセンホフの庭園へと入っていけます。
庭園が作られたのは1626年で、オランダにおけるルネッサンス様式ガーデンの特徴的な例の一つ。
🇳🇱フローニンゲン
— アルト・オランダ (@Artoshack) September 5, 2020
プリンセンホフのバラ園をざっと見てみます‼️ pic.twitter.com/0BHttUMbvw
私は9月の初めに訪れましたが、まだまだバラの花が咲いていて、つぼみの状態もたくさん見かけました。
門の内側にあるのは、オランダで最も美しいと言われている日時計!
プリンセンホフの樹木のアーチ。
— アルト・オランダ (@Artoshack) September 5, 2020
こんな感じです‼️
🇳🇱 Prinsenhof Groningen pic.twitter.com/COohiWlAEX
バラ園のとなりには樹木のアーチがあり、トンネルのように中をくぐっていくと、別の小さな庭にもたどり着きます。!
庭園内にはティールームのテラス席が設けらてあるので、ちょっとしたオアシス気分での休憩には最適!
ちなみに、おトイレは売店の小屋の中にあるので、困らないように覚えておいてください。
プリンセンホフ庭園の入り口は、運河沿いの通り (Turfsingel) から。
◾️開園時間
月〜土曜日 10:00 ~ 18:00 / 日曜日 10:00 ~ 16:30
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【参考】オランダ王家・ナッサウと関わりのある場所は、ブレダにもあります。
ガストハウス【Gasthuis】
フローニンゲンには、数多くの「ガストハウス」(Gasthuis) と呼ばれるものがあります。
またの名を「ホフ」(Hof)。
ガストハウスとは、中世の頃に教会の巡礼者やホームレスなどを収容する場所で、その後は貧しい人や高齢者、未亡人、そして病人などを支援する施設でした。
現在、これらのガストハウスには、普通に住人が暮らしています。
【参考】ハーレムの街にも見学ができる「ホフ」(ホフィエ) があります。
Geertruidsgasthuis
「St. Geertruids」、または「Pepergasthuis」とも表記します。
こちらは、1405年に設立されたガストハウス。
入り口は、かなり年季の入った門です!
ガストハウス前の通りはこんな感じ。
日中は扉の鍵 (写真:右側) が開いているので中に入れますが、一般の人が住んでいるので、見学する際には静かにしましょう。
◾️地図の表示
Sint Anthony Gasthuis
先ほどの、Geertruidsgasthuis から歩いて4分くらいの場所にある、別のガストハウスにも訪れてみました。
こちらは、1517年に設立したもので、オランダの国定記念物にもなっています。
中庭には大きな写真が展示してあり、昔と今の様子を比べて見ることができますが、さほど変わっていないですね。
◾️地図の表示
フローニンゲンのフォトスポット
Hoge der A, Lager der A
運河で取り囲まれているフローニンゲンの街は、水辺からの眺めが絵画のように見えるところが多いです!
そして、この場所はフローニンゲンを代表するフォトスポット!
- 左岸の通り:Hoge der A (高い岸)
- 右岸の通り:Lager der A (低い岸)
かつて、この場所は貿易の拠点で古い倉庫が立ち並び、船が出入りして荷物の積み下ろしをしていました。
満潮時と干潮時で、水面の高さに合わせて荷物の積み下ろしができるように、2つの岸が作られたそうです。
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フローニンゲンのボートツアー
Stadsrondvaart / City Tour
オランダ定番の運河クルーズが、ここフローニンゲンにもあり、街を取り囲む運河を1時間かけてゆっくりと一回りします。
こちらが、ボートツアーの船で全面ガラス張り。
客席の後方は、屋根がオープン!
雨が降ってきても、ガラス張りの屋根が後部座席までスライド移動するので、心配することはありません。
船が出航するとスタッフが飲み物の注文を聞いてくるので、ドリンクを飲みながらの遊覧が楽しめます!
※飲み物は別料金
ボートツアーの船だけでも橋を上げる‼️
— アルト・オランダ (@Artoshack) September 6, 2020
🇳🇱 Groningen pic.twitter.com/UtjMIiZLc9
街の運河にはたくさんの橋が架けられていて、船が通る際には橋が上がり、いかにもヨーロッパらしい光景が見られます。
続きです、
— アルト・オランダ (@Artoshack) September 6, 2020
🇳🇱フローニンゲンのボートツアー。
街を取り囲む運河には、たくさんの古い船が停泊しています‼️
音声ガイドは3ヶ国語🇳🇱🇩🇪🇬🇧 pic.twitter.com/jbokZyLlAz
船乗り場は、フローニンガー・ミュージアムの対岸。
現在、ボートツアーに乗船する場合には、事前に電話かメールで予約が必須ですが、フォーラム内にある観光案内所でも予約してもらえます。
そして、精算は船乗り場の窓口で。
ボートツアーの詳しいスケジュールはこちらから。(英語)
◾️ボートツアー料金
12歳以上 €14 / 4〜11歳 €8
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フローニンゲン への行き方
フローニンゲンには、アムステルダムから鉄道で乗り換えを含めて、約2時間チョットで行ける場所です。
利用する列車の時間によって、乗り換え駅が変わって来るので、オランダ鉄道のアプリ (NS-App) で時間を調べることをオススメします。
【参考記事】
紹介したスポットの地図
おわりに
今回は、あまり知られていないフローニンゲンの街を取り上げ、是非とも見ておきたいスポットを紹介してきました。
歴史的な建築物に興味のある方や、モダンな新しいスポットだけに興味のある方のどちらにでも、楽しめる街ではないでしょうか!
はじめてフローニンゲンの街に訪れる際には、参考にしてみてください。